倉敷商工会議所会報 vol.713へ寄稿いたしました
任意売却
倉敷商工会議所会報を読んで下さっている皆さま、こんにちは!オハナ不動産の山部真一です。
4月に研修で有人島として日本最南端の島である波照間島に行ってきました。小さな島なので日中の研修前後は自転車をレンタルして島の中をぐるぐる散策し、泡盛の製造している工場や最南端の碑を観て楽しみました。夜は南十字星を観察できると聞いていたので楽しみにしていたのですが、雲が多くて観ることはできませんでした。それでも昼間の島から見る真っ青な空や海は遠く果てまで見渡すことができ爽快で、特にニシ浜ビーチは真っ白な砂の上を歩いているだけでとても気分が良くなり胸がスッキリしました。今年度のスタートに南の島の心地よい潮風を受け頭も心もリフレッシュできたので、新たな気持ちでまた頑張っていきたいと思います!
5月は『任意売却』についてお伝えします。
「任意売却」とは、銀行を始めとする金融機関さんから住宅ローンの融資を受けている方と、その金融機関さんとの合意に基づいて融資の返済が困難になったマイホームやマンションなどの不動産を処分(売却)する手続きです。本来、住宅ローンを完済した後でなければ抵当権などは解除できず、マイホームやマンションなどの不動産を売却することはできません。しかし、その解除を金融機関さんとの話し合いによって認めてもらい、一般の流通市場で売却するのが「任意売却」です。「任意売却」であれば、市場価格の8~9割程度で売却できるので残債務が少なく、その返済計画も金融機関さんに柔軟に対応してもらえるので、すっきりと明るく、希望を持った新生活を迎えられます。少しアドバイスすると住宅ローンの滞納を知らぬ振りしてそのままにしておくことが最も危険なことです。「問題をきちんと受け止め、もっと早く相談すれば良かった」と、これまでにご相談いただき無事に問題解決された方々は、皆さん口をそろえておっしゃいます。もし、問題や悩みを抱えてらっしゃるなら、できるだけ早く専門家へ相談なさってください。