倉敷商工会議所会報 vol.717へ寄稿いたしました
住宅ローンの破綻原因
倉敷商工会議所会報を読んで下さっている皆さま、こんにちは!オハナ不動産の山部真一です。
9月4日(日)に新潟県佐渡市で開催された『2016 佐渡国際トライアスロン大会』佐渡国際Aタイプに参加してきました。【スイム3.8km 1:19:49】(105位/990人)気温33.6℃ 水温25℃ 水の温度は良い感じ。前半はバトルが少しありましたが後半はほとんどバトルも無くスイスイと気持ちよく泳げました。佐渡の大会には5回目の参加ですが、今回の海が一番水が透き通っていて隣で泳いでいる人の表情が確認できるぐらいクリアな海でした。しかし、クリアな海にクラゲが大量に…。クラゲに沢山刺されてしまい次の日から三日間ほど顔と手が腫れて大変な事になってしまいました…。【バイク190km 7:11:18】(272位/990人)スイムアップ後、長旅に備えてゆっくりと補給を行いバイクスタート。出来るだけ体への負担を少なくできるように考えながら自転車をコギコギしました。レースなのに綺麗な佐渡の海と山と空を満喫しながらサイクリング、周りに流されないようにマイペースで乗っていたのに120キロをこえた頃から気が付くとフラフラに…。全然力が入りません。手や足もしびれが出てきたのでごまかしながら、後半は悔しい気持ちでいっぱいのバイクライドになりました。【ラン42.2km 5:38:51】(455位/990人)ランスタート。気分も体調も乗らずキロ6分から7分ペース、フラフラになりながらなんとか歩くことだけはしないように心掛け、後半でのペースアップに期待して我慢しながら走りました。しかし後半も更にペースダウン…。久しぶりのグダグダなランは体も心もとても苦しかったです。【トータル236km 14:09:58】(281位/990人)目標タイムを大幅に超えてのゴールとなりました。ゴールした時は自分の力の無さを痛感し無理やり笑顔でいるようにしていました。しかし、完走率(62.7%)の低さを見てゴールできただけでも良かったと少し気持ちが落ち着きました。一年前の佐渡を終え、今年の佐渡に向けて色々な計画と練習をしてきました。正直とても残念な結果です。でもまだ当分やる予定なので今年の結果を反省し、いつか成果がでるようにこれからもコツコツと練習をしていこうと思います。
9月は『住宅ローンの破綻原因』についてお伝えします。
住宅ローンの破綻原因として最初に考えられるのは無理な返済計画です。一般的に金融機関で住宅ローンの審査をする時に「返済比率」という言葉を耳にしたと思います。これは年間のローン返済額が年収の30%~35%以内だったら、住宅ローンを組むことができるという比率のことです。営業をする人の中には、この「返済比率」という数字マジックを利用して「お客様の年収だったら、○○万円までの物件を購入することが可能ですよ?」といったセールストークをして、お高めな物件を販売しようとする人もいます。特に低金利といわれた時代には倉敷でも非常に多く見られていました。当然、当初考えていたよりも高額な住宅ローンを組んでしまったという方もいます。住宅ローンを組む際に、注意しないといけない点はここです。「借入れ可能な金額」ではなく、「返済可能な金額」で住宅ローンを考えることが最も重要な注意しないといけないポイントなのです。お子さんのいるご家庭ならなおさらです。マイホームを購入したら、これで大きな金額はもう動かない…ということはありません。今後、お子様にかかってくる教育費や保険料、家の修繕費、管理費や固定資産税の支払いをしっかりと考えて、毎月いくらなら支払いが可能なのかを検討しなければいけません。特にお子様にかかってくる教育費は、大きな金額になってきます。それに、毎月の光熱費や食費などの生活費などもかかってきますよね。また、住宅を購入する際には頭金が必要だったのですが、最近では住宅の購入を促進させる目的もあって、購入価格に対して100%の住宅ローンを組むことができるようになりました。しかし、この100%の住宅ローンも住宅ローンの破綻原因のひとつにもなります。この100%の住宅ローンの場合、数年後に自宅を売却しないといけなくなった場合に、自宅を売却した代金だけでは返済できないケースも多くみられます。住宅ローンを組む際には、営業の人のセールストークに惑わされずに、しっかりとした返済計画での購入を検討しましょう。