両親が住宅ローンの支払いを滞納しているようです。どうすれば良いですか?
倉敷商工会議所会報を読んで下さっている皆さま、こんにちは!オハナ不動産の山部真一です。3月に2泊3日で香港&深センへ海外視察に行ってきました。
今回印象に残ったことは三つです。
一つ目「深センの街はカッコイイ!」
「うぁ~この街カッコエエ、住んでみたいわ!」一言で表すとこんな感じです。宿があった街(高新園)は車道も歩道も広く、おしゃれなカフェやショッピングモールもあり街は整備されていてシュッとした感じでした。コピー商品しか売っていないビル(羅湖商業城)や、沢山のパソコンとか携帯電話の電子機器ばかり売られているエリア(華強電子世界)とか、新旧が入り乱れた沢山の若者が集まる街(老街)や、世界の世界遺産を観てまわれる場所(世界の窓)など、深センは今まで自分が思っていた中国とは一味違うワンランク上(自分比です)の場所だと感じました。
二つ目は「なんだかギラギラしている街、香港!」
とりあえず人が多いです。東京都の約半分の面積に人口が745万人(世界で最も人口密度が高い地域の一つ)いるみたいです。ジャッキーチェンがどこかにいそうな雰囲気で、いつも映画で観ていた(プロジェクトA)少し前の中国を感じることができます。オープントップバス(二階の屋根が無いバス)のガイドのおばさんが、「香港はワンルームでも家賃が20万円するからみんなシェアルームにして住んでいるよ。それでも12万円ぐらいだから高くて住めないよ!」とか「一軒家を買おうと思ったらいくらすると思う?40億よ!普通じゃ買えないわよ!」と、本当かどうかわかりませんが、言っていました。香港は色々な国の人がいて、とっても活気のある街です。マカオにも車やフェリーで行けるので岡山空港からの海外旅行にはおススメです。ブルースリーの専門店に行って下敷きをお土産に買おうと思っていたのですが、調べて行ってみたら最近潰れたみたいでとても残念でした(泣)
三つ目は「香港から深センまで電車で40分、運賃も500円程度」
香港から深センまで普通の電車(JRの鈍行電車みたいなやつ)で行きました。深センに入国する際には入出国の手続きが必要なので少し面倒でしたが、ブルースリーとジャッキーチェンの街「香港」と、中国のハイテク企業(ファーウェイ、テンセント、BYD,ZTE,DJI、OnePlus)が本社を構える街「深セン」、両方行っても近いし、安いです。岡山から香港までも約4時間なので、そんなに遠くないのでおススメです。
今回一番気をつけたのはもちろん「トイレ」です。前回の上海で勉強していたので、トイレがキレイそうな場所に着いたら行きたくなくてもトイレに行くようにしました。そうすることにより、スーパーヘビーなトイレには巡り合うことなく今回はなんとかパスできました。グッドジョブ!次からもそうします。
前回同様、とても実りのある海外視察になりました。たぶんそのうち役に立つ日がやってくると思います。仲間と一緒に行ったこの経験は、思い出すたびにその喜びが再現できるので素敵な時間となりました。感謝
3月は「両親が住宅ローンの支払いを滞納しているようです。どうすれば良いですか?」についてお伝えします。
住宅ローンを組む際に、年齢的に若くはないが定年退職で支払われる退職金を見込んで、長期の住宅ローンを組んでしまうということが以前はよくあったようです。当時は、現在のような不況が訪れるとは予想だにしておられなかったのでしょう。
お勤めの会社の業績が悪化して給与が上がらなかったり、最悪の場合、倒産やリストラなど思いもよらぬことで失業してしまい、再就職をしたとしても予定の給料の額には届かない、あてにしていた定年退職金も期待できず、住宅ローンの支払いが困難になってしまったときに、どのような解決方法があるのでしょうか?
1.住宅ローンの借り換え
住宅ローンの返済期間がまだまだ長期間残っていて、元金が多く残っているケースでは、金利の低い住宅ローンへの借り換えをすることで毎月の支払いの額を減らすことができます。銀行で借り換えのシュミレーションをしてみたり、ファイナンシャルプランナーに相談してみることも有効です。しかし、親の年齢によっては、借り換えができない場合もあります。
2.子供から資金援助を受ける
贈与の形になるのですが、子世帯が経済的に余裕があって将来自宅を相続した際に自分のものになるなら、住宅ローンの支払資金の一部を援助するという方法もあります。その際には、親が住宅ローンの支払いに利用している口座へ毎月、もしくは一括で振り込むようにしましょう。これは、振込にすることで、資金の移動がわかるようにすることが目的です。年間110万円までであれば、贈与税もかかりません。
3.親子間売買を検討
任意売却の一種の「親子間売買」も検討できます。親子の間で任意売却を行うことになります。ただ、任意売却は通常では同一世帯の者同士ではできませんので注意してください。また、世帯が別であっても親子関係である場合には住宅ローンを組むハードルが高くなりますが、購入する子どもの年齢や職業、年収によっては、住宅ローンを組むことができる銀行もあります。