不動産売買・活用 / 住宅ローン問題解決の専門家

株式会社オハナ不動産

寄稿・講演・出演情報

オハナ不動産では、これまでに数多く手掛けてきた不動産の売買や活用の事例、相続問題や住宅ローン問題の解決などから得られた知見を、寄稿・講演・出演を通じてみなさまへ提供しています。

倉敷商工会議所会報 - 706号

住宅ローンの見直しを考えてみる


倉敷商工会議所会報を読んで下さっている皆さま、こんにちは!オハナ不動産の山部真一です。
先日、半年間大阪に通った「相続実務研修」が無事に修了しました。内容は主に「相続を取り巻く環境」「相続手続き」「生前贈与」「生命保険 」「遺言」「不動産」の六つで、経験豊富な講師から実際の相続の現場の実例をもとに実務経験をたくさん学びました。しかし相続の勉強はやればやるほどワケワカメになるばかりで、いつも脳ミソがフリーズ状態になってしまいます(-_-;) 本物のサポートが出来るにはまだまだだと思いますが、コツコツ勉強して不動産相続のエキスパートになりたいと思います。

10月は『住宅ローンの見直しを考えてみる』についてお伝えします。

住宅ローンを組んだときの人生計画(ライフプラン)と現在とでは違ってくることもよくあることです。収入が減ってしまったり転職をしたりなどで住宅ローンを組んだときと比べて現状が予定とは大きく違ってくることがあります。そのまま住宅ローンを借りたままでいる場合や借り換えなどをして効率的に住宅ローンを支払っていく場合など今一度考えてみてはどうでしょうか?住宅ローンの見直しには大きく2つの方法を考えることができます。一つ目は「繰上げ返済」です。繰上げ返済をすることで、住宅ローンの元金が通常よりも早く減ります。元金が減ると利息を節約する効果があり、総支払額が少なくなる効果も期待できます。繰上げ返済をするには家計を見直しながら繰上げ返済資金がいくら出すことが出来るのか計算し、返済をするようにしましょう。二つ目は「借換え」です。現在借りている住宅ローンと比べて安い金利条件のものがあれば借換えをすることで総支払額を抑えることができます。収入減などで住宅ローンの支払いが厳しくなってきた場合にも金利が低い住宅ローンに借換えや期間を長くすることで、毎月の支払額が抑えられる効果がでます。この時に確認して欲しいのが、”金利“です。先ずは現在の住宅ローンの金利を確認し比較しましょう。長期固定金利から変動金利に変更した場合は変更した時点では金利が低くなっていることが一般的です。毎月の支払い額は少なくなりますが、今後の金利の変動のリスクを抱えることになるので注意が必要です。店頭金利から数%差し引いた金利を適応するということもありますが、当初の金利が非常に低いものでも将来的に金利引き下げ幅が低くなるタイプだと結果的に総支払い額が多くなってしまうこともあるので注意しましょう。住宅ローンの支払いを無理なくするためには住宅ローンの見直しもしてみてはと思います。


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