倉敷商工会議所会報 vol.752(2019/08/15)へ寄稿いたしました
「病気後の収入減・通院費で住宅ローン返済が困難に。買取、家賃支払いでご近所に知られることなく無事住み続けることに成功」
倉敷商工会議所会報を読んで下さっている皆さま、こんにちは!オハナ不動産の山部真一です。
島根県の多岐にて「第34回スイムラン多岐大会」(スイム2.4km・ラン21km) に参加してきました。出雲の西側にある多岐町はとってものどかな場所で、スイムコースは魚と一緒に泳ぎ、ランコースは緑いっぱいの山を走ることができる、とても素敵な大会です。当日の気温も35度を超える暑さでしたが、ランコースには約2キロごとにあるエイドステーションで、「頑張ってー!」と、地元の小学生たちに声援をもらい「ありがとーう!」と、大きな声で答えていると自分も元気になりました。今年で3回目の参加になりますが、9月に参加する「2019 佐渡国際トライアスロン大会」に向けてのよい準備になりました。
8月は「病気後の収入減・通院費で住宅ローン返済が困難に。買取、家賃支払いでご近所に知られることなく無事住み続けることに成功」の事例をお伝えします。
相談者は岡山市中区在住の田中次郎(仮名)さん。58歳の男性。
30代前半に住宅ローンを組んで家を購入。順調に返済されていましたが、ご病気で1年間もの入院。収入が減り、通院費用などで出費がかさみ、住宅ローンの返済が滞るようになりました。
金融機関から督促状が届き、「このままでは競売になってしまう…」。相談者の奥さまは、何よりも近所に知られてしまうことを悩んでおられました。住み慣れた家、地域、この歳で離れなければならない…というのは、とても辛かったとのことでした。
そんなとき、新聞で住宅ローン返済の無料相談会の記事を偶然見つけ、藁(わら)にもすがる想いで申込をしていらっしゃいました。ダメ元で「近所に知られることなく、この家に住み続けたい」とおっしゃったそうですが、「やってみましょう」とお返事。
結果、個人投資家の方に買い取っていただき、毎月家賃を支払うことでそのまま住み続けていただけることができました。もちろん、ご近所に知られることなく、すべてが丸く収まりました。